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幻影城 (雑誌) : ウィキペディア日本語版
幻影城 (雑誌)[げんえいじょう]
幻影城(げんえいじょう)は1975年から1979年まで発行されていた日本の小説雑誌
== 概要 ==
発行元は創刊号である1975年2月号から1976年1月号までは絃映社、1976年2月号から最終号の1979年7月号までは株式会社幻影城。書誌研究者としても知られる島崎博が編集長を務めた。
探偵小説専門の雑誌であり、戦前の探偵小説などを多く掲載した。作家ごとに編集された「別冊幻影城」もある(全16冊)。
1975年に始めた幻影城新人賞からは泡坂妻夫栗本薫田中芳樹連城三紀彦らがデビューしている。
また、同誌にはファンクラブ「怪の会」もあり、そこからは宮部みゆき長谷部史親縄田一男らを輩出するなど異彩を放った。
2016年、創刊40周年を機に「終刊号」を特別編集、刊行することが決定。この号には、栗本の変名「京堂司」で書かれた4本の短編が掲載される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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